看護師からステップアップ!助産師のお仕事紹介

助産師に向いているタイプ・不向きなタイプ

妊婦さんと赤ちゃんの命を守る助産師になりたい!

向いているのはどんな人?

向いているのはどんな人?

意欲があっても適性がなければ助産師として働くのは厳しいでしょう。向いているタイプと不向きなタイプについて確認していきましょう。

コミュニケーション能力が高い人

コミュニケーション能力が高い人

何気ない会話やボディランゲージから妊婦さんの不安や要望をくみ取り、必要なアドバイスをするのが助産師の仕事です。些細な会話から妊婦さんの心情を読み取らなければならないためコミュニケーション能力が高くなければ難しいでしょう。

思いやりがある人

思いやりがある人

妊娠中や産後は情緒不安定になることが多いので、どんな声にも耳を傾けて一緒に解決方法を考えることが大切です。取るに足らない些細な悩みが実はSOSのサインだった、という場合もあります。相手の立場を思いやり、1人ひとりの気持ちに寄り添って接するようにしましょう。気持ちに寄り添ってくれているだけで、情緒不安定だった妊婦さんや産後の女性の心は落ち着いてきますし、信頼関係を築く土台にもなります。

頼りがいのある人

頼りがいのある人

赤ちゃんが無事に産まれるまで何が起こるか分かりません。妊婦さんは不安を抱えながら陣痛と闘っています。そんな妊婦さんの一番近くにいるのが助産師です。妊婦さんにとっては誰よりも頼れる存在でしょう。
分娩中の妊婦さんは目の前のことに精一杯で余裕がないと思われるかもしれませんが、意外と周囲の声は耳に入っているものです。医師や看護師、助産師が発した言葉も鮮明に覚えています。時間がかかり疲労が蓄積していたからといって、ぞんざいな態度で接してはいけません。敬意を持って丁寧な言葉遣いで接することを心がけましょう。

体力がある人

体力がある人

お産は24時間365日いつ始まるか分かりません。複数の妊婦さんの陣痛が立て続けに起こるなど過酷な状況になる場合もあります。休憩したくてもできなかったり、お産が終わらず勤務時間が延びてしまうこともあります。そのようなハードな環境で仕事をするにはそれなりの体力が必要です。

精神的に強い人

精神的に強い人

助産師は命の誕生を支える、やりがいのある仕事ですが、時には流産や死産などの悲しい場面に立ち会うこともあります。悲しみの中にあるお母さんや家族を支えるのも助産師の大切な仕事です。どんな時も真摯に命と向き合い、全力を尽くして周囲を愛情と優しさで包み込めるような強さを持っている人は多くの人から頼りにされることでしょう。
ですが、どれだけ精神的に強くても悲しい場面に立ち会ってしまうとメンタルが落ち込んでしまう時もあります。一緒に悲しむことも大切ですが、いつまでも悲しみを引きずっていては次のお産に向き合えません。メンタルが落ちた状態から自力で復帰できない人は助産師に向いていないでしょう。

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